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  • ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」公開

  • 2022/11/29 0:00 公開  編集部
  •  株式会社Hakuhodo DY Matrix(本社:東京都港区、代表取締役社長:近藤暢章、以下Hakuhodo DY Matrix)と株式会社SIGNING(本社:東京都港区、代表取締役社長:亀山淳史郎、以下SIGNING)は、2022年11月25日(金)、「ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?」をテーマにした調査レポート『ザ・ウェルビーイングレポートVol.2』を公開します。

    ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」公開

     精神的、肉体的、社会的に満たされた幸福な状態を指す、「ウェルビーイング」。人生100年時代の到来や、社会や生活者意識の多様化が進む中で、ウェルビーイングへの関心が今後も拡大していくことが予想されます。そこでHakuhodo DY MatrixとSIGNINGは、ウェルビーイングに関する日本を代表する研究者である慶應義塾大学宮田裕章教授(Hakuhodo DY Matrixフェロー)の監修のもと、ウェルビーイングの可能性を明らかにし、様々なビジネスアクションのヒントを掲載した調査レポート「ザ・ウェルビーイングレポート」を作成しています。なお、本レポートは、より多くの方々のビジネスのきっかけにしていただくべくクリエイティブ・コモンズとして無償公開しています。

     第2弾となる今回のテーマは、ビジネス×ウェルビーイング。注目度は高まっているが、「ウェルビーイングって、本当にビジネスを成長させられるの?」というビジネスパーソンの本音に応える内容となっています。独自調査の結果、実際にウェルビーイングをマーケティングに導入していると回答した人たちは、やりがいやモチベーションが刺激されるだけでなく、チームの雰囲気を良化させ、より主体的に課題に取り組むなど、次々にポジティブな変化を起こしている実態が明らかになりました。レポートではこのポジティブな変化の連鎖を「ウェルビーイング・バリューチェーン」と名付けています。

    ■レポートでわかったこと①

    ウェルビーイングをビジネスに導入しているのは、認知者の3割程度。「本当にメリットがあるの?」
     経営者・担当者は、ウェルビーイングに対して「心身の健康」「仕事・プライベートの両立」など様々な可能性を感じている一方で、実際にビジネスに導入しているのは3割程度。興味や関心があっても、「本当に成果が出るのかわからない」といった理由で様子見しているのが現状でした。

    ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」公開

    ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」公開

    ■レポートでわかったこと②

    ウェルビーイングをマーケティングへ活用している人たちは、仕事への満足度が高く、次々とポジティブな変化を連鎖させている!
     ウェルビーイングをマーケティングに活用している人たちを分析していくと、仕事への満足度が高い傾向が見られました。その理由を分析すると、「どうしたら顧客を幸せにできるか?」という大きな問いを考える中で、創造性が刺激されるとともに、よい仕事をしている手ごたえを感じ、仕事へのやりがいとモチベーションが刺激されているという実態が見えてきました。また、興味深いのは、この高いモチベーションが、周囲の社員や経営者にも伝播し、チーム・社内の雰囲気も良くなり、主体的に課題に取り組む様子が見られました。この、次々とポジティブな変化が連鎖的につながっていくことを「ウェルビーイング・バリューチェーン」と本レポートでは名付けています。

    ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」公開

    ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」公開

    ■レポートでわかったこと③

    「顧客の幸せ」を改めて見つめなおせば、新しいビジネスチャンスが見えてくる。
     ウェルビーイングをビジネスに導入し、ポジティブな変化を連鎖させていくためにまず取り組むべきことは、「顧客の幸せを改めて考えること」です。顧客の多様な幸せを把握しなおすことで、顧客の意外な人間性が見え、ビジネスの新たなアイデアが見つかるきっかけになります。本レポートではオリジナル発想法「七福神の眼(スコープ)」を用いて、娯楽施設ユーザーと化粧品ユーザーの幸福観を捉えなおしたビジネスアイデアを公開しています。

    ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」公開

    ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」公開

    ■「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」について

     ウェルビーイングに関する日本を代表する研究者である慶應義塾大学宮田裕章教授(Hakuhodo DY Matrixフェロー)監修のもと、ウェルビーイングの可能性を明らかにし、様々なビジネスアクションのヒントを掲載した調査レポート。第2弾となる今回のテーマは、ビジネス×ウェルビーイング。注目度は高まっているが、「ウェルビーイングって、本当にビジネスを成長させられるの?」というビジネスパーソンの本音に応えるべく、経営者と担当者に対して、ウェルビーイングについての意識・実態を調査しました。

    <実施概要>
    調査方法: インターネット調査
    調査対象: 経営者317名、マーケティング担当の従業員200名
    調査期間: 2022年9月12日(月)~13日(火)
    監修:慶応義塾大学教授・Hakuhodo DY Matrixフェロー 宮田裕章
    調査結果:リンク

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